<帝国の慰安婦 関連記事> 映画「主戦場」 慰安婦語る口調、言葉より雄弁

映画「主戦場」 慰安婦語る口調、言葉より雄弁 池澤夏樹

(主戦場を)「見終わった方にぼくは朴裕河著『帝国の慰安婦』を読むことをお勧めする。「主戦場」は映画としてよくできているがあくまでもレポートであって、論理の骨格に欠ける。それを補うのにこの本は役に立つ。両国と諸勢力を公平に扱って、感情的になりがちな議論の温度を下げ、明晰な構図を与えてくれる。」

朝日新聞コラム 「終わりと始まり」 2019年7月3日